わたしが誰か解っても知らん振りをしてくれ

三十路の貧しい腐女子が化粧品の話をしたくて作りました。

化粧を溶かしたくない

わたしのベースメイクにおけるポイントは「カバー力」と「崩れにくさ」の二点がかなりの割合を占める。
カバー力については日焼け止め対策等も踏まえての厚塗りで乗り切る訳だが(自分で言っとく)、問題は崩れにくさ、ここである。
前回書いたとおり、わたしは炎天下で滝のような汗をかく職場に居た。
また同様に、おたくには夏の暑い中炎天下で滝のような汗をかかなくてはいけないときがあるのだ(お察しください)
生半可な化粧では、すべてが流れ去る。
必死で塗った日焼け止めも下地もファンデーションも、肌の上で汗と皮脂のミックスにより見窄らしく溶け落ちてしまうのだ。

試行錯誤を重ねた末での、超個人的ベースメイクの基礎を書いていく。
ちなみに、自己判断でイエベ色黒だと思っているのでそれに合わせた色選びをしている。あと基本的に全部プチプラ。


①保湿をしたのち、セザンヌ「皮脂テカリ防止下地」に無印良品「ベースコントロールカラー・ブルー」を一滴落としたものを塗る。
②雪肌粋「パーフェクトBBクリーム 02」またはエルシア「BBクリームUV(ホワイト&モイスト) 02」を塗り、スポンジで馴染ませる。
セザンヌ「ウルトラカバーUVファンデーションⅡ 02」を水ありで塗る。
④ファンデーションを塗った顔面に肌ラボ「極水ハトムギVC化粧水」をスプレーしてびしゃびしゃにし、スポンジで叩き込む。
⑤最後にセザンヌ「クリアフェイスパウダー ライト」をブラシで軽くのせる。


厚塗り&重ねすぎなのは重々承知している。
けれど、このくらいしないと炎天下で滝のような汗をかいても大丈夫!とは言えないのだ。
ものの本は「崩れにくさのポイントは重ねないこと!」などと言うが、そんなのは冷房の恩恵を受ける美しい肌の持ち主のみに許された特権であり、そりゃ崩れにくいだろうよ崩れるもんがないんだからな!!!と悪態を吐きたくなるばかりである。

カバー力と崩れにくさについてはかなり胸を張れる。
お世辞だとしても、出先で肌がきれいだと褒められることが多い。
ただかなり時間がかかるので時短に命をかけていると死ぬ。


ちなみに、顔の日焼け止め対策を必死でやっていた癖に首の日焼け止め対策を忘れていたため、いま顔と首の色がやばいくらい違う。
つらいぞ!!!!

化粧遍歴

目覚めるのが遅かった。
支離滅裂になるとは思うが書いて行く。


小学生の頃はひどいアトピーで、目の周りや口の周りが乾燥でボロボロだった。
それでクラスの男子にいじめ紛いの悪口などを言われて居たが、持ち前の負けん気の強さを発揮し、そういう男子を教科書や定規やランドセルなどでぶん殴って(ひどい)黙らせていた。
中学生になるとアトピーは割と落ち着いた。でも自分の肌の弱さを自覚していたので、日焼け止めとかも怖くて塗れなかった。

高校生になると周りはみんな化粧を始める。でも自分はほとんどしていなかった。親も何にも言わないし。基礎化粧品についての知識もほとんどない。今で言うオールインワンとかそういうのを買っていたか。あまり覚えていない。
あ、眉毛を細くしたり、透明マスカラをつけたりくらいはしていた。
クラスや部活に化粧の上手な子が居て、少し羨ましかった。
二年生のとき?に、先生から「お前化粧してんじゃねえのか?」と言われたのは強く覚えている。目がハッキリした形なのでアイラインを引いているように見えたらしい。

大学生。化粧を覚え始める。知識が全然なくて、素肌にいきなりファンデーションとか平気でやってた。
それでもまだ何とか誤魔化せていたのは、たぶんニキビがあまり出ない体質だったからだと思う。
一番最初に買ったのはカルディナーレというブランドの下地だかリキッドファンデ。
それだけ塗っとけば大丈夫、みたいなやつ。
セザンヌと出会ったのはもう少し後のことです。
初めて買ったアイシャドーは100均かモノコムサ。そのあとにキャンメイク
本当に何も知らなくて、茶色が無難とかそういうのを。好きだった紫色系のものを選んでいた。
就活のために化粧を教わりに六本木の就職支援センターみたいなのに行ったけど、チークと口紅を塗れ、くらいしか言われなくて絶望した。

社会人になれた。
都心の某おしゃれ地区みたいなところで働くことになった。が、化粧をしていなかった。
いや、化粧はした。朝すっぴんで出勤し、空き時間にちょいちょい化粧をして、夕方くらいに顔が完成していた。
「デートでも行くの?」と冷やかされたが、残念ながら独りだし、行くのはBL本を買うための書店ばかりだった。
ダイソーの、エルファーのアイシャドーの茶色が滅茶苦茶好きだった。あと、先輩から赤のアイシャドーが似合うと言われたけど、うまく扱えなかった。
異動して、また別のおしゃれタウンみたいなところに配属された。
そこでは日差しをガンガン浴びなくてはならないため、朝からきちんと化粧をするようになった。
崩れにくいメイクを研究し、試行錯誤した。アラサーになっていた。

そして最近。
身内の結婚式に出席するために改めて化粧を勉強しようと思い立ち、YouTubeを眺め始めたことから今に至る。


ちなみに、今でも自分の肌が強いんだか弱いんだか解らない。
基本的にアルコール分のない・または少ないのものを選んでいるからかも知れないけど、日焼け後や超乾燥している時期に油断したとき以外はあまり肌が荒れない。
なんなら化粧落とすのを忘れて寝る日が一年のうち半分くらいあるけど、今のところあまり響かないから(響いてるんだろうけど気にならないから)余裕ぶっこいてしまう。
大学生の頃から友人に「肌に爆弾を落としているようなものだよ!!」と叱られているけど、十年近く経ってもどうにもこうにも…寝落ちしてしまう…。

デパートのカウンターには今でもビビっていてあまり近寄れない。特にDiorが怖い。

ブログを始めます

はじめまして。ここでは まみ と名乗ることにします。
わたしは三十路の独身腐女子です。
仕事はサービス業、正社員ですがお給料はそれほどよくありません。

まあそんなことはいいのですよ。

女おたく、それも我々世代までの腐女子って、化粧やファッション等について語るのにかなり神経を使います。
女おたくはダサくあるべき、美しく装いたいと願うことを罪としながら生きています。
言い過ぎました。
とにかくなんというか、見張り合っている感じというか。
自意識過剰であると思われることを良しとしないというか。
おしゃれな女おたくは裏切り者のように思われる。
思ってしまう。
そんな閉じた世界で生きてきました。

でも今の腐女子って、おしゃれじゃないですか…。
自分に似合う服や流行の服をそつなく着こなし、お化粧もきちんとして、小綺麗な格好でイベントで同人誌を買いあさっていたりする。
若い腐女子たち、みんな垢抜けてる感じする。

わたしはデブだし致命的にセンスがないのでファッションの話は出来ない。(着こなせないから!)
化粧はまあ、いまYouTubeとか見ながらせっせと練習している。
練習してたら段々楽しくなってきた。デブながらも。
そうしたらなんだか、化粧の話がしたくなってきた。
けど話をする相手が居ない。話をする場所もない。

そういった感じでこのブログを始めることにしました。
筆無精なので更新は気が向いたときになると思いますが、お付き合い頂ければ嬉しいです。

まずはてなに全然慣れない。
慣れなくては。


【スペックとかそういうの】
三十路
腐女子
独身
一人暮らし
デブ
アトピー持ち
目がライトブラウン
二重
たぶんイエローベース
日焼けすると赤→黒くなる
割と化粧落とさないで寝落ちしがち
どっちかというとハッキリした顔
プチプラコスメを溺愛
推しブランドはセザンヌキャンメイク
かなり不器用